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データベースについて


 
 本データベースは東京大学本部より平成17年度新規教育研究事業として認められ、‎資金を配分された「アジア貴重古籍の電子図書館建設と保全事業」の成果の一部です。本研究所所蔵のアラビア語写本のコレクションであるダイバー・コレクションについてのデータベースであり、個々の写本についてのカタログ本文の参照と、該当写本の画像の閲覧が可能になっています。カタログ本文は、本コレクションの収集者であるハンス・ダイバー (Hans Daiber) 氏が著し、本研究所が刊行した Catalogue of the Arabic Manuscripts in the Daiber Collection II Institute of ‎Oriental Culture University of Tokyo, The Documentation Center for Asian ‎Studies Institute of Oriental Culture University of Tokyo, 1996 所載の本文に基づいて、形式に一部変更を加え、少数の訂正を施したものです。‎

 このデータベースは当研究所が作成、公開している「漢籍善本全文影像資料庫」‎‎(全文画像データベース)の精神にのっとり、研究資料の囲い込みを排し、広く研究者の利用のために作成しているものです。以下の注意事項を守ってご利用ください。‎ ‎

  • 閲覧、ダウンロード、プリントアウト、いずれの利用も、個人の調査・研究目的に限定します。‎‎‎

  • 小規模な研究会や大学の講義等で使用する場合を除き、ダウンロードまたはプリントアウトした画像を、第三者に複製配布することは禁止します。‎

  • 個人利用の範囲を超えた大量のダウンロード、プリントアウトは行わないで下さい。‎

  • 掲載出版、放映を希望するときは、所定の手続きが必要です。‎


 なお、写本画像に入れられている透かしは、日本におけるアラビア語書道の第一人者である本田孝一氏の筆になる当研究所のロゴです。 Maʿhad Dirāsāt ‎al-Thaqāfa al-Sharqīya bi-Jāmiʿa Ṭūkyū (「東京大学東洋文化研究所」の意味)とアラビア文字で書かれています。‎

 購入当初の写本の複本作成という作業から始まり、多くの方々がこのコレクションには関わっています。このたびのデータベース化の作業については、ダイバー氏にはカタログのデータを加工し、インターネット上に発信することを快く承諾していただきました。東洋文化研究所の教職員の皆さんのほか、実質的な作業には、斎藤美津子、井上直美、河村久仁子、斎藤修、倉澤理、仁子寿晴、村瀬一志(村瀬事務所)‎の方々にさまざまな角度からお骨折りいただきました。ここに記して感謝いたします。‎‎

ダイバー・コレクションDB作成総括者

鎌田 繁‎